アーチーズの後、サンセットを拝みに、急いで約40マイル離れたキャニオンランズ国立公園(ユタ州)へ。グランドキャニオンっぽい風景が広がってる、と聞ーて足を運んでみたんだけど、でもここはちょっと肩スカシ。さほど、、とゆー感じでした。夕方で遠くまで見渡せなかったからか、ユタ州の大自然を見慣れてきてしまったからか、、。 そそくさと今夜の宿泊地モアブへ。 |
さて4日め。今日はMonument Valleyへ直行する予定を急遽変更し、お隣のコロラド州にあるメサヴェルデ国立公園に立ち寄ることに。ここはインディアンの祖先だといわれているAnasazi族の遺跡が群集してるエリア。写真はSpruce Tree House遺跡。 |
こちらはOak Tree House遺跡。そーなんです。彼らは外敵から身を守るために、こーんな切り立った崖に居住地帯を造りあげたのです。にしても高所恐怖症の人とかいなかったんだろーか。怖すぎる。。
ところで、私達が行ったのはオフシーズンだったため、Spruce Tree House以外は遠目にみるだけでしたが、オンシーズンの夏場はCliff Palace等大規模な遺跡の中にも入ることができるようです。 |
メサヴェルデから走ること約2時間、モニュメントバレー(アリゾナ州)に到着です。「駅馬車」等の西部劇や「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」でお馴染みのあのドでかい風景がどーーんと広がってる。 この頃ちょっとした異常気象でモニュメントバレーはものすごい強風。。Valleyの細かい砂埃のせいでコンタクトのママは目が開けられない。。でも負けずに、オフロードのバレードライブ(写真に写ってる白い細い道)に挑戦。近くで見るビュートはまた迫力満点。ジョンフォードポイントはパパの、そしてアートビューポイントはママの一押しview point! |
大昔は浅い海の底だったというこのエリア。遠くのビュートを眺めてると悠久の時の流れを感じさせてくれます。人の一生なんてこの大自然を作りあげた時間と比べるとものすごーくちっぽけなんだなぁ、なんて考え込んだり。。グランドキャニオンを初めて見たときと同じ感動にここでも出会えました。 |
さあ、旅もいよいよ終盤、今日は5日め。レイクパウエル(ユタ州)でボートツアーに参加しレインボーブリッジを見にゆくのだ。この湖、アメリカで2番目に大きな人造湖。長さはなんと300km、ダムができてから湖を満水にするのに17年間かかったそうな。パステル調の独特の風景は「猿の惑星」などSF映画でよく使われてたとか。 |
ボートに揺られること約2時間。やっとレインボーブリッジに到着。はぁ疲れた。風雨の侵食作用によって形成されるアーチとは違って、ブリッジは川の流れによって穴があけられた岩のこと。このレインボーブリッジは先住インディアンにとってとても神聖なもので、これをくぐったりしたらだめらしい。
しかし、このブリッジ、確かにでっかくって近くで見るとド迫力なんだけど、でもここにたどり着くまでに時間かかり過ぎの感あり、あんど、ツアー料金がボロ高。急ぎ旅になりがちな日本人にはあまり向かないのかも。 |
やって来ました6日め、グランドキャニオン(アリゾナ州)。パパもママも今回で2回目。前回はラスベガスからお馴染みセスナ機日帰りパターン。今回は一泊してゆっくり見て周ろうツアーなのだ。 しっかし、寒い寒い。。ぷるぷる。。と思っていたらなんと雪が降ってきちゃった! どーしよー、チェーンも何も持って来てないよー。。 でも地元人に聞いたところ、この時期の雪はごく普通だとか。知らなかった。。 |
さて心配していた路上の雪も、除雪作業がしっかりしてるため大丈夫そう、ひと安心。 というわけで、うっすらと雪化粧したキャニオンに降りるトレイルに挑戦することに。ブライスキャニオンですってんころりん転び歴のあるママはしっかりギフトショップで杖を購入、あんど、朋美は再びパパの背中に背負い込まれて、いざ出発! |
今回私達が歩いたトレイルはブライトエンジェルトレイル。でも、バレーを降りた、と言ってももちろん朋美を抱えたまま谷底まで行って戻ってくる元気はなく、途中で引き返してきちゃったのだけど、それでも少しでも下に降りてみたのは大正解。上からただ眺めるのと、キャニオンの中に自分の身を置いて見るのとでは大違い。キャニオンの大きさをひしひしと感じることができます。 写真:左下のトレイルに立ってるのがパパ。ほんと人なんてちっぽけだね。 |
トレイルは狭い上に雪が積もってて歩きにくかった、あんど、帰りの登りはいよーにきつかったけど、でも大満足。子供がおっきくなったらまた来て、今度は谷底まで挑戦してみたいなぁ。 (とは思ったものの、今回のこの短距離だけでも翌日かなりの筋肉痛に悩まされたのだった。。う〜。。) |
はい、戻ってきましたネバダ州ラスベガス。グランドサークル巡りの後だとラスベガスの人込みがとてもキツく感じるなぁ。。 写真はFremont Street Experienceというイベント。ストリートのアーケードが長さ500mの巨大スクリーンに変身して、宇宙船や隕石の飛び交う映画が上映されます。朋美は目がちかちかして、びっくり顔。 この夜は、もう一つトレジャー・アイランド・ホテルのThe Battle of Buccaneer Bayというショーに。海賊船のバトルを見せてくれるこのショーは過激なスタントと船が炎に包まれるシーンの豪快さがウリで、朋美はまたまたびっくり顔。 そしてミーハーなパパの希望により、ディナーはアメリカ2大テーマレストランの1つ "DIVE!" にて。外観も店内も潜水艦という、スピルバーグがプロデュースしたレストラン。味もなかなかイけました。 |
泊ったルクソールホテル内部。古代エジプトをモチーフにしたホテルで、客室数4500は世界有数の規模だとか。この写真の奥には巨大カジノが広がっていて、上の階には遊園地がありました。 |
写真はルクソールホテル外観。 最終日7日めは、古代ローマの街並みを再現したシーザース・パレス内のフォーラム・ショップスでアトラクションを楽しんだ後、ランチはアメリカ2大テーマレストランのもう1つ、シュワルツェネッガーがオーナーの"Planet Hollywood" で(←もちろんパパのリクエストによる)。「ターミネーター」で使われたロボットのそばで食べました(←あぁ、やだやだ.. by ママ)。 そして、夕方のフライトまでの空き時間、お約束通りサーカスサーカスへサーカス見物。ママはカジノそっちのけで、朋美お気に入りのぬいぐるみゲットのため各種ゲームに燃えたのであった。。 |
というわけで1週間、5州をまたがった走行2000マイル(3200キロ)の大無謀ツアー。ユタ州の大自然を堪能でき、大大大満足な想い出ぶかーい旅行にすることができたのは、なによりママの立てたこの無謀な旅程に耐えて?元気について来てくれた朋美のおかげかな。ともちゃん、ありがとー。あんど、無茶なことばっかやってごめんね。。(、、でも、またいこーね!!) |